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soft Engineered Humanoid Lab

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指定期間 の記事一覧

Spitfire その8

2016.09.29 (Thu)
さらに塗り重ねて。

この雰囲気!
なんとなく、海外風味な気がします。
もっと明度差をつけると
模型的にメリハリが出てきますが
あまり生き生きとした模型にしたくないので
全体的にぼやっとした印象にとどめておきます。
ちなみに、実機はもっと死んだ色してました。
べたっとした塗料の色です。
よくみると筆跡がみえました。
刷毛塗りみたいでしたよ。

側面のマークを描き直します。
黄色と赤の部分の大きさが
デカールと違ったんですよね。
黄色が太すぎ、赤小さすぎ問題。
2種類あれば楽だったんですけどね。

まずはおおまかに青を重ねます。
黄色の幅は目分量。
正確な比率なんて計算しません。
めんどいw

はみだしても、気にせずに。

ある程度塗料が乾いてから
修正します。

溶剤だけを付けた筆で
はみ出しを軽くなぞってあげれば
ある程度きれいにできます。

デカールなんてただのガイドです。

正確な円が欲しいときは
マスキングしないと無理ですが、
今回は少々ゆがんでいるほうが
死んだ機体に見えそうなので
フリーハンドで。

蛇の目の青部分にも退色を入れて。

この状態からこげ茶系で
全体をウオッシングすると
全体的に締まってきそうです。
が、そんなことしたら
塗膜がぼろぼろ取れるのが
目に見えているので
じっと我慢。
つや消しでコートしてからですね。


初めてエナメル塗料だけでの
機体塗装に挑戦しましたが
なんとかなりましたね。

これまでエナメル塗料使うときって
主戦力というようりも
墨入れとかウオッシングとかの
サブウェポン的な使い方が
多かったんですが、
こんだけ塗れるとなると
サブウェポンから格上げしてもいいかな。

ここまで塗ってみた
ハンブロールの感想。

・ハンブロールは塗膜が強い。
といってもタミヤエナメルと比べると、の話。
ラッカーシンナーをバシャバシャつけると
塗膜が崩れるか、シュリンクする。
これはサフを塗装することで防げるかもしれない。
慣れているからかもしれないけど、
ラッカー系の塗膜の方が塗膜が強い気がする。
尤も、ラッカー系の塗膜はすぐに泣くので
一長一短かな。

・乾くのが遅い。
一晩おいてもまだベタベタしていることがある。
厚塗りは厳禁。
ほこり要注意!
乾くのが遅いので、
その分だけ筆目は出にくい。
私の塗り方だとあんまり筆跡はでないですが。
ハンブロールは筆塗りに適しているというのは
よく実感できた。

・白黄色等の明度の高い色の発色が
信じられないくらい良い。
ラッカー系と比べてもハンブロールに軍配。
白と黄色だけでも持っておくべき。
最後のワンポイントに塗るときに
きっと重宝するはず。

・ツヤ消しがガッサガサ。
ラッカーにタバコライオンをつっこんだのと同じくらい。
ツヤ消しはこれくらいの方が好き。
このツヤが好きなら、これだけで選ぶ価値あり。

・ボケ味のコントロールがしやすい。
境界をぼかすのに塗料が程よく残ってくれる。
エナメルとかラッカーだと
塗料を拭いすぎることがあるけど、
ハンブロールは丁度いい。
これは私の技量が足りないからかも。


トータルの感想としては
タバコライオン突っ込んだ
ラッカー系の塗料と

同じじゃない?wwwww

あ、白と黄色だけは見つけたら買っとけ!!
悪いこと言わないから!!

ちなみにハンブロールは
ちまちま買い集めて、
こんだけ揃ってきた。

これだけ色数あれば
だいたい塗れるんじゃないかな?
ほぼすべての塗料がツヤ消しですがw

 

 

Spitfire その7

2016.09.28 (Wed)
色気のある色をめざして
青に黄土色を混ぜてみます。

が、
黄色が強すぎて
なんだか分けわかんない色になったので
黄土色から茶色に変更。

お、いい色ができた。

グレー混ぜたときと似てるんですが
色が死んでない。
これや、これやがな~。

この色で塗りなおしです。

塗り重ねる前と
ほとんど一緒なんですがw

白を混ぜて明度をあげて
彩度を落としてみると
素直なグレーができました。

コクのある塗装って
こういうことか。
なんかすとんと落ちてきた気がする。

コク、重さ、味。
エラい人たちがいろんな言葉で
沢山教えてくれているんですが
なかなか自分のものにならない。
塗りはほんと、奥深い。



 

Spitfire その6

2016.09.27 (Tue)
青の色味はもっと彩度を落とした
グレーっぽい色にしたい。
灰色混ぜてもなんかイマイチ。

ん~~。
ずっと前にどっかのブログで
そんなこと読んだ覚えがあるなぁ。

あ!思い出した!
現在絶賛参加受付中の
12月3日に福岡で開催する
筆塗り講習会の講師をお願いしている
あにさんのブログに
そういうときにどうしたらいいか
書いてあったのを見た覚えがあるぞ!
(雑なステマ)

灰色を使わず灰色を作る

あにさんのブログを
読み返してみたら、
ほとんど同じことで悩んでた。
ということは?
日付を見ると・・・?
あにさんの約10年遅れってことかw
あ~、10年か~(遠い目
どんだけ先行ってんだよもう。

とかやってたら、
また油断した。

今度は塗膜がはがれて
はがれた所から縮んだ!

ラッカーシンナーで塗膜が弱くなるのは
確定でいいみたい。
今回はサフレスなので
余計にはがれ易いのかも。

上から無理やり濃い目の塗料で
押さえつけておきました。

とりあえず、
いろんな色を塗りたくると
深みが出ると信じて
青に灰色混ぜたのも
塗りたくっておきました。
たぶん、このあたりを突き詰めていくと
新MAX塗りにたどり着くんでしょう。

ほんとこの色は色気が無い色だな。
なんかこう、べたーーーっとした感じ。

色気が無い色って、
あにさんの言葉を借りると
”その色の持つエネルギーが
消えることなく混ぜ合わさ”ってない
ってことです。
目に届く光の波長が~
とか言い出すと
プラ科になっちゃうので割愛。

語彙が貧弱なので
あにさんみたいにうまく言語化できない。


Spitfire その5 筆塗りハウツー

2016.09.25 (Sun)
たまには筆塗りのハウツー的なことを
書いてみますかね。

筆塗りで筆跡が消えないとか
なんかうまくいかないって人は
筆運びとか薄め具合とか
リターダーを混ぜるとかも重要ですが、
筆に含ませる塗料の量を気にしてみましょう。
このことは、あんまり模型ハウツーものには
書かれてないぞ。
大量の塗料が一度にべたっとつくと
筆で塗りましたッッッ!!
べっとべとに塗りましたッッッ!!
(両手は塗料でべたべた)
ってなります。

塗膜はぎりぎり発色するくらいに
できるだけ薄くしたほうが
いろんなことをコントロールしやすいです。

筆塗りのときは新聞を広げて塗ってるんですが
その理由がこれ(赤枠)↓

塗料皿の上でシンナーで濃さを調整してから
筆に含ませますが、
大抵の場合、筆に塗料が多すぎます。
お皿のふちでしごいて塗料を落としても
まだ含みすぎてるので
新聞の上に1~2回筆を走らせて
塗料の量を調整してます。

ティッシュとかでもいいんですが、
ティッシュだと塗料の吸い込みが良すぎて
ドライブラシみたいになってしまいます。
それにティッシュは手で押さえてないといけないし。
新聞紙だと気にしないで使えるし
原価も気にしなくて良いし
机の養生もできるし
塗料の吸い込みも少ないし
いいことずくめです。
新聞紙は朝刊をそのままで使用。
分厚いほうがいろいろ気にしなくてすみます。

ちなみに
現在絶賛参加受付中の
12月3日に福岡で開催する
筆塗り講習会の講師をお願いしている
あにさんは(露骨なステマ)
別の方法でこれをコントロールしてました。
講習会では特に触れてはいなかったんですが、
(というか、一聞すると逆に聞こえること言ってた)
前回の筆塗り講習会でばっちりみてました。
気付いた人いたかな?

あにさんの方法のほうが、
塗料のロスが少なくていいんですが、
なかなか道具が入手できておりません。
実際にプロの作業をみると
ほんとべんきょーになります。
技は教えてもらうより盗む派w

ということで、
実際にプロの作業が見られて
その場で試せる筆塗り講習会は
まだまだ参加募集中です。
(露骨にダイマ)


デカールを貼り付けました。

ツヤ消しの上に貼ってるので
シルバリングしまくりんぐ。
シルバリング対策は
後から手を加えることにします。

青と緑に白を加えて
さらに上から重ね塗りします。

ちょっとよくなってきたかな?
博物館で撮ってきた資料写真は
もう役に立ちませんw
頭の中のイメージを明確にすることに
全力を注いでますw

とりあえず、途中写真を
撮影スペースで。

だいぶいい気がするけど、
青の色味が違う。
これじゃないなぁ。
上からもう少し重ねないといけないようです。

胴体横の蛇の目のマークが
見たやつと違うので
とりあえず、赤丸だけ修正してます。
一枚目の写真と比べると
赤丸が大きくなってます。
ついでに主翼の赤丸も
ムラっとさせてます。

丸い部分はマスキングとかしないで
全部フリーハンドです。
マスキング用意するの面倒w
なんとかなるもんだね。

ここまで連休がタイムアップ。
合計6時間くらい。
週末モデラーですな。

ちなみに
1/48の複葉機と1/72のレシプロ機は
ほとんど同じくらいの大きさです。

また複葉機も作りたいなぁ。




 

Spitfire その4

2016.09.23 (Fri)
「こんな格言を知ってる?
好かれようとしているだけなら、
いつでも何でも妥協する用意があり、
何も達成しないだろう。」
「マーガレット・サッチャー
イギリス初の女性首相ですね。」

ということで、
ダー様とオレペコちゃんを
UK土産に買ってきました。
背後には一般生徒たち(ティーバッグ)w
アッサムさんは諜報活動につき、
不在ということで。
実はオレンジペコは飲んだことないので
ちょっと楽しみです。


緑に続いて、
青部分にもムラムラを。

う~~~ん。
イマイチ気に入らない。
なんか宮崎駿風味というか。
そこを目指してるわけじゃない。
なんかこんな風に見える↓

これはこれでかっこいいんだけど、
今回やりたいのはこれじゃない。

とりあえず、風防とペラ類を。

古い機体にはみえるけど、
なんか思てたんと違う。

これは、あれだ。
いつもの想像力の欠如ってやつだ。
漠然としたイメージしかないもんね。
スタンドが出せるくらいに
明確なイメージを持っておかないと
着地したいところがどこかさえ
わかんないということだね。

とりあえず、おいといて
(いつもの悪い癖w)
進められるところを進めましょう。

識別用の黄帯と白帯を。
ハンブロールは一発で発色するので
こんな暗い色の上に塗るのも楽チンです。

実物見て気がついたけど、
迷彩の上から塗装しているので
下地の影響をうけて色が場所によって違います。
ということは、
下地が透けても問題ないってことです。

透けていいってお墨付き頂いた!!
実物サイコー!
ヒャッハー!


Spitfire その3

2016.09.22 (Thu)
IWMの視察を小出しに。
8.8cm Flak 36。

でかすぎて全体が写真に納まらない!
かの有名なアハト・アハトですね。
こんなもんを戦車に乗せようと考えるか?
実際に乗せちゃうか?
さすがはナチスの科学は世界一イイイイ!!



1/72の飛行機は工作なんかしないで
塗りで遊ぶものと考えているので
毎回いろいろ実験的なことしてます。

今回はハンブロールをうまく使えるようになる
というのがお題目です。
ここまでラッカーシンナー割で進めてますが
塗膜はちゃんと硬化してくれています。
さすが横山センセイ。

迷彩色を緑で。

撮ってきた写真を見ながら
なんとなくそれっぽくなるように。
ハンブロールはこういう微妙な色を
買いあさってます。
調色するの面倒くさいw
Mr.カラーでもあるんだろうけどね。

ここまでに使った色。

117、96、64。
対応表で調べてみたら
64はタミヤの
XF12 明灰白色
XF19 スカイグレイ

96はタミヤの
XF18 ミディアムブルー
XF50 フィールドブルー

117はMr.カラーの
303 グリーンFS34102
が近似色だそうですが、
なんで2色も書いてあるんだろう?
それだけ微妙な色味ってことなのかな?

上からどんどん重ねてたら
やっちまいました。

塗膜が粉々になって取れた!!!

ハンブロールって塗膜が強いと
聞いていたので油断しました。
ラッカーシンナーで塗膜が弱くなるみたい。
まだ完全硬化してなかったのかな?
気をつけよう。

緑に白を混色して
ムラムラを追加してみました。

退色ってやってみたくて
挑戦していますが
なかなか難しい。

実際に見たものは退色していなかったので
完全に妄想の世界です。
とうやら、実物に似せる気は
全く無いようですw






Spitfire その2

2016.09.21 (Wed)
そ知らぬ顔で復活(?)してますが、
それよりも。

トップ記事にしていますが
あにさんの筆塗り講習会を
今年も開催します。

初めての方もそうでない方も、
初心者もベテランも
ご参加ください。
みんなで集まって模型作るだけでも
楽しいよ!!


主脚庫(言いにくい)と
主脚をテキトーに塗って
接着しておくと

本体の塗りに入れますね。

士の字。

塗れるようになるまでが速い!
まぁ、それなりってことなんですけどね。
72の飛行機って気楽で好き。
ま、鋲打ったり、コクピットに手を入れたり、
考証とか全くすっとばしてるからなんですがw

今回は今までにちょこちょこと買い集めてた
ハンブロールで塗りたいと思います。

英国機は英国塗料でという無駄なこだわり。
色の選定はテキトーです。
後からどうとでもなるので。
ハンブロールのガッサガサの
つや消し具合が好きなんです。

お腹はグレーです。

この超テキトーな塗りを見よ!
あと合わせ目消しもw

ハンブロールはベトベトします。
ホントに塗膜が硬化するのか
チョット不安です。

ラッカーシンナー割りの
ヨ式塗りでやってみました。
ペトロールとかの方がいいのかな?
とりあえず今回は
このままでやってみましょう。

上面をグレーっぽい青で。

これもムラムラに塗ってます。


塗りながらぼーっとしてたら
主脚庫格納特許許可審査
という早口言葉が浮かんできたんだがどうか?




Spitfire その1

2016.09.20 (Tue)
お仕事という名目で、
UKはLondonに行ってきたのですよ。

メインの目的は
ハイドパークでの狩り。

レンタサイクルを手に入れて
走り回ってきましたよ。

走り回ったおかげで、
どうにかこうにか

とか


とかの
あんまり見ない奴らの捕獲に成功。

バリアード獲れて良かった~。
捕まえるまで帰らないつもりでしたからね(オイ

で、時間が余ったのでちょっとだけ
Imperial War Museum ってとこに
行ってみたんですよ。

イキナリどーん

テンション上がるってもんです。

中に入ると
どどーん!


でーん!

上がったテンションが帰ってきません。
頭の中でカチューシャ(ver.ノンカチュ)やら
M4シャーマン中戦車 A GO! GO!とか
鳴りっぱなしですよ。

戦車って実物見ると
本当絶望しかない。
勝てる気しねーわ。

で、天上からぶら下がってたのが

スピットファイア。
ハリアーもぶら下がってました。
VTOL機イイよね。

いままで興味なかったんですよね。
翼形状がなんか変で。
でも、実物みるとなんかイイ感じです。

見ちゃったらしょうがない。

作りたくなるよね。

T-34とM4A4はいずれジックリと。

ということで、
久々の製作記ですよ。

素組みで簡単に作るがコンセプト。
詳しいこと知らないし。

コクピットも素組みです。

椅子も無いし、何にも無いコクピットですが、
気にしなければいいんです。

久しぶりすぎて、
ほとんど写真撮ってないです。
ま、普通に組んでるだけだから
いいよね。

ただ、ここだけはちょっとだけ
手を入れてみました。

飛行状態にする為に
主脚は収納しておきます。
かなり薄く切り刻みました。

なんか長くなったので今回はここまで~。
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